一.SPAM(スパム)を減らすための「5つのダメ」
1. 同じメール内容を高頻度で送信しない
- 一度に送信するメールは100通を上限にしてください。
- 同じメールテンプレートまたは同じ内容のメールは100通を超えて送信しないでください。なせならば、短時間で同じ内容のメールを大量に送信すると、メールサービスプロバイダーがその内容をスパムと判定される可能性が高まるためです。
- メール本文にカスタム変数を追加してください。全く同じ内容のメールを異なる受信者に送信すると、スパムと認識される可能性は高くなります。 カスタム変数を追加することにより、この問題をできるだけ回避し、よりユーザーフレンドリーなメールを作成し、送りましょう。
2.スパムと認識されやすい言葉を使用しない
メールのタイトルや本文にスパムと認識されやすい単語(例えば”free”や”50% discount”など)が含まれている場合、ご利用のメールアドレスもスパムとマークされる可能性があります。送信前に、スパムチェック機能を活用することで、スパムと認識される可能性が高い単語などを修正することはおすすめです。
3.リンクをそのまま入れない
メール本文にリンクが多すぎるか長すぎると、SPAMと認識される確率が上がります。プロダクトのリンクをショートリンクにするか、テキストハイパーリンクの形でメール内に埋め込むことはおすすめです。
4.画像や添付ファイルを追加しない
マーケティングの従業者は画像に情報を追加することでスパム検出を回避することがあったため、現在多くのメールサービスプロバイダーはメール内の画像や添付ファイルを分析することで迷惑メールチェックを行います。そのため、最初協力依頼メールを大量に送信する際に、画像や添付ファイルを追加しないでください。後続の個別メールでは、画像や添付ファイルを送信しても影響はありません。
5. 色、フォント、大文字の英語を使用しない
色々な色やフォント、大文字の英語を使用することにより、送信メールアドレスの信頼性が下がり、迷惑メールとしてマークされる可能性が高まります。そのため、単一で読みやすい色とフォントを使用することはおすすめです。
二、効率向上にISCFを活用する
ISCF(Influencer、Subject、Content、Frequency)はインフルエンサー、メールのタイトル、メールの本文、送信頻度。
1.適切なインフルエンサーを選ぶ(Influencer)
成功は、インフルエンサー選びで半分決まります。インフルエンサーが返信するかどうかは、その送信した協力依頼メール以外にも多くの要素を考慮する必要があります。例えば:
- キャンペーンの内容
- ブランドの認知度
- ブランドストーリー
- 製品の品質
- 製品の見た目
- 製品がインフルエンサーのジャンルに合っているかどうか……
そのため、製品の特徴に合った、返信意向の高いインフルエンサーを選ぶことで返信率を上げることができます。
2.メールのタイトル(Subject)
(1)タイトルは真実で正確な内容
(2)タイトルはできるだけ短くする
EDMの研究によれば、短いタイトル(5語以下)の方が長いタイトル(8語以上)よりその効果が65%に上がっています。また、長いタイトルが低品質のメールと判断されることはよくあります。
(3)タイトルはできるだけカスタマイズする
EDMの研究により、開封率において、カスタマイズされたタイトルのメールが、カスタマイズされていないメールよりも22%高いです。変量追加でタイトルをカスタマイズすることで可能です。
(4)タイトルに絵文字などを入れることで、面白さを加える
毎日大量のメールを受け取るインフルエンサーにとって、絵文字を含むタイトルのメールがより面白く見え、目立つようになります。
3.メール内容(Content)
(1)メール本文の長さを適度にする
- あまりに短い(2段落以下)と、あるべき情報が不足したりする可能性があります。あまりにも長い(5段落以上)と、受信者(インフルエンサー)は内容を最後まで読まない可能性があります。
- メール本文を直接で簡潔にすることがおすすめです。
(2)メール本文にあるべき内容:
- あいさつ:自己紹介、インフルエンサーのチャンネルへの感謝と賛美
例:I noticed your post on your IG {{@username}} and I just know I have to reach out.
- インフルエンサーとのコラボレーションが「絶対に必要」な理由
例:We reached out to you because you seem to have the same wish to contribute to environment protection. All our [product name] use eco-friendly materials. I am sure you won’t regret once you receive it.
- このプロモーションキャンペーンに関連する必要な情報
- 一文でのブランドとプロダクトの紹介
- プロモーションの予定期間
- 報酬(あれば、メールの最初の部分に記載することをおすすめします)
- インフルエンサーの意向を伺う
- 協力の意向
- スケジュール
- 料金
- プロモーションに興味があれば、返信してほしいことを明示にする
(3)簡潔なCTA(Call to Action)
返信期間と、その期間を過ぎたら返信を受け入れないことを明記します。メールを送る時にスケジュール計画を明確にするだけでなく、キャンペーンに対して即時な反応を必要としていることも示しています。
例:We’d like to run this content on next May. If you are interested in discussing this partnership, please lmk before April,10th (so that we have sufficient time to prepare good content that appeals to your audience).
4.頻度(Frequency)
インフルエンサーが返信しない場合、何度もコンタクトを取ることを試みてみてください。各プロモーションキャンペーンに対して、少なくとも3回のコンタクトを取ることをおすすめします。
- 一回目、メールを一斉送信して招待を送ります。
- 3日後に、二回目の招待を送ります。
- 一回目の招待の返信が少ない場合、二回目の招待では、未返信のインフルエンサーや、開封済みなのに未返信のインフルエンサーに対して、カスタマイズしたメールを送ることをおすすめします。
- 二回目のメールを編集する際には、未返信のインフルエンサーと未返信の開封者に対するメール内容を区別することをおすすめします。
- 7-15日後に、三回目の招待を送ります。
*以上の日数は全産業の平均値で、ご参考までに。実際に送信する際、業界経験や実際の状況などにより適度にしてください。